2011.08.10 Wednesday
スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
SONIC 555(GO GO GO)!!!!! 〜Blog of Blue Cyclist〜自転車と青いモノをこよなく愛する
ライター&ライダー・SONICの自転車小話 2009.07.27 Monday
バイクフィッティングマシーン
これは、身長と座高を計測するだけで自分の体型に合う大まかなフレームサイズとジオメトリーが分かるというオランダ製の計測器械。
計測できるデータは、 ●シートチューブ長(ホリゾンタル換算) ●サドル上面〜BB軸の中心 ●サドル中央(シートポストの延長線上)〜上ハンドル中心 ●サドルとハンドルの落差 の4つだ。 普通、この手の装置は腕の長さや肩幅など、体の各部のサイズを委細に測ることでそれぞれの体型に自転車を合わせる作業を行うが、このマシーンは身長と座高を計測するだけでよく、より簡単にサイズを求められるという点が特徴だ。 しかも、このマシーンでは、 ●ロードバイク(レース系) ●ロードバイク(コンフォート系) ●MTB ●クロスバイク ●軽快車(いわゆるママチャリ) の5パターンのバイクに対応し、身長と座高のデータさえあればこれらのバイクの最適フレームサイズやジオメトリーを出してくれるのだ。 ちなみに、画像のデータはレース系ロードバイクの一例である。 担当者の説明によると、このマシーンがよりどころとするのは全世界の40万人(うちアジア人1万人)から集めた体のサイズに関するデータで、データのサンプルが増えるほど、より精度の高いデータが得られるのだという。 とはいえ、腕の長さや体の柔らかさといったポジションに影響を与えうる項目や、クランク長やハンドルの形状といったフレーム以外の要素がデータに反映されていないので、これですべてが完璧というわけではない。 あくまで標準的な体型の人向けのフレームサイズとポジションが提案されるものだと思えばいいだろう。 なお、現在は欧米人のデータが多めで、サドル高やトップチューブ長などが一般的な日本人体型の人には若干長めに出る傾向があるそうだ。 精度が気になって自分もやってもらったが、意外にもわがニューマシーン・ソニックナイト号(←青アディクト)のデータは、ハンドルとサドルの落差を除いてはほぼマシーンの示す通りだった。 落差のデータだけが大きく違うのは、僕が身長の割にかなり腕が長いことが影響したものと思われる。 だから、精度に関しては大きく外れていることはないといっていいだろう。 ビギナーにとっては、“はじめの一歩”のポジションを決めるのに、このマシーンを参考にするといいかもしれない。 あと、「ポジション調整はサドル高の調整ぐらいしか行ったことがない」という人にもぜひ試してもらいたい。 サイクルスポーツは、自転車という道具を使うスポーツだけに、ライダーのパワーが最大限に発揮できるサイズやポジションであることが非常に重要だからだ。 バイクフィッティングマシーンは、すでに内灘サイクルロードレース会場でお披露目されており、今後シマノイベントやサイクルショーの会場にも登場する予定だそうだ。 次は8月下旬に開催されるシマノ鈴鹿ロードにやってくるので、興味のある人はぜひ会場でお試しあれ。 コメント
こういうシステムできっちり測ってみたい
という気もしますが、 自分とこのような『小径車』は 特殊すぎて出ませんね〜 結果お店にて『現物合わせ』になります…
| にゃあ之助 | 2009/07/27 9:12 PM |
にゃあ之助さん>
ああ、確かに……。 にゃあ之助さんの愛車とは違いますが、同じ小径車のBD-1はハンドルの高さとサドルの高さ、サドル後退幅ぐらいしか調整できなかった気がします。 結局ロードバイクにしても、気にする人は走り込んでいくうちにポジションを変えたりしますし、そうなるとどんなバイクでも現物合わせ&試行錯誤という形になるのかもしれませんね。
| sonic555 | 2009/07/27 10:04 PM |
コメントする
この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
トラックバック
(C) 2024 ブログ JUGEM Some Rights Reserved. This work is licensed under a Creative Commons Attribution-Noncommercial-No Derivative Works 3.0 Unported License. |
|
CALENDAR
DATE
COUNTER
SELECTED ENTRIES
ARCHIVES
CATEGORIES
RECENT COMMENTS
PROFILE
RECOMMEND
Tweets
WEATHER
LINKS
OTHERS
SPONSORED LINKS
|