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    引きまくり、泳ぎまくった3日間〜3DAY'S ROAD熊野2010〜
    5月28日から30日まで実業団「3DAY'S ROAD熊野」に参戦してきた。
    このレースは和歌山・三重両県を舞台に繰り広げられるステージレースで、全ステージ公道で行われるのが特徴。
    昨年初めて走って大会の雰囲気やコースのすばらしさにすっかり魅了され、今年も3日間ともフル参戦した。

    ただ、昨年と違うのは、今年はBR-1クラスで走るということ。
    昨年のERクラスもなかなかの強者がそろっていたが、BR-1はそれ以上の強敵が西日本を中心に全国から集まってくる。
    直前にコンディショニングを失敗し、万全とは言えない状態で臨まなければならないということもあって、レース前はとても不安だった。

    だが、今年は3日間ともチームメイトのサイボーグ改めトラック班Sくんが一緒に走ってくれる。
    非常に心強い。

    【1日目 赤木川清流ステージ】
    細かなアップダウンはあるものの、基本的にはフラットなコースだ。
    1周16.3kmのこのコースを4周する。
    まだ全員フレッシュな状態なので、かなりのハイペースになることや最後は大集団でのゴールスプリントになることが予想される。
    コースが所々狭くなっているので、落車に巻き込まれるリスクを減らすため、常に集団前方でレースを展開。
    気がつくと僕とチームメイトのSくんがよく引かされていた(笑)。
    ただ、この日はどういうわけか前を引いてもあまり息が上がらない。
    ずいぶん楽に走れているな、という感覚があった。
    位置取りさえミスしなければ着に絡めそうな期待さえあった。

    だが、甘かった。

    ラストで自分の展開に持って行けず、勝負どころで集団に囲まれて身動きがとれなくなる痛恨のミス。
    勝負に絡めないことを悟り、ゴールスプリントすることもなく、先頭集団内で落車を避けながら安全第一でゴールした。

    うーん、不完全燃焼。

    レース後、集団を巧みにコントロールし、会心のレースをしたクラブシルベストの山崎店長に「よう引いてたなぁ」と声をかけていただいた。
    何となく存在感だけは示せたようだが、やっぱり悔しい。

    【2日目 熊野山岳ステージ】
    山岳ステージというように、序盤から中盤にかけてはほぼ上り基調。
    コース最高地点である丸山千枚田を過ぎるとテクニカルな下りあり、ハイスピードでのかけ合いになる高速セクションあり、ラストは心臓破りの上り坂ゴールという、ライダーの総合力が試される好コースだ。
    個人的にはこのステージで上位に入ることを目標にしていた。

    レースは序盤、互いにけん制し合うように、淡々と推移。
    散発的にアタックはあるものの、すぐに吸収されていた。
    2つめのトンネルを抜けたところで1人が逃げを打ち、そこそこリードを広げ始めた。
    僕もそれを追走したが、集団からは誰も追ってこなかった。
    完全に泳がされた形だ。
    しかも、前で逃げている選手を追おうにも上りが速く、なかなか追いつけない。
    かなりやっちまった感があったが、比較的フラットな区間や下りを利用し、板屋トンネル付近で追いついた。
    しばらく2人でローテーションしながら走るも、千枚田の上り前の道幅が狭くなる区間で相手が切れてついに一人旅に。
    この時点でメイン集団とは30秒ほどの差。
    追いつかれるのは時間の問題だが、峠までになるべくメイン集団の人数を絞りつつ、自分も集団に乗って勝負に絡めるようにペースをコントロールする。

    追走集団には千枚田の上りで吸収されるも、ねらい通り、千枚田の下りを先頭集団で通過。
    テクニカルな千枚田の下りも、いいペースで攻められた。
    国道311号に出てからは、60km/h前後での高速ローテーション。
    僕も先頭交代に積極的に加わっていく。
    15kmほど泳がされたにもかかわらず、なぜかこの時点でも比較的脚には余裕があった。

    ラスト2km、いよいよ集団がゴールスプリントに向けて活性化。
    この時点でもまだ行ける手応えがあった。
    しかし、左隣を走っていた選手が急に僕の方にラインを変えてきて、それにひるんだスキにあっという間に後方に追いやられてしまった。
    最後は追い込むも、時すでに遅し。
    またしても集団内でのゴールだった。
    しょぼすぎる……。

    レース後、他のチームの選手の方に、
    「ガンガン前引いて、最後も先頭集団に残るなんて。メッチャ男前な走りでしたよ」
    と声をかけていただけたのがせめてもの救いだった(結果が残せないとダメだけど……)。

    【3日目 太地半島周回コース】
    ガツンと上ってガツンと下る1周9.6kmの周回コースを6周する。
    昨年走って比較的逃げが決めやすいコースだと思ったので、できれば逃げてみたいと思っていたのだが……。
    1周目の下りセクションにさしかかる直前に1人逃げるのが見えたので追走。
    追いついてしばらくローテーションしたものの、前日までの無茶な走りがたたって脚が重い。
    踏めない、回せないの最悪な状態だ。
    そんな折、コース脇に前日まで一緒のレースで走っていたシルベストの山崎店長の姿を発見。
    敵チームの僕に声援を送ってくれた。
    どうやらこの日はDNSだったようだ。
    思いがけない声援に、うれしくて涙が出そうになった。

    逃げは結局1周持たず。
    ずぶずぶと集団に吸収されてしまった。
    そこからは集団からちぎれないよう、ひたすら堪え忍ぶ。

    5周目にギャラリーから「数名が逃げた」と知らされた。
    逃げが決まったポイントも、昨年と同じ港の前の上りを上りきった直後の緩斜面のようだ。
    ここでレースが動く可能性が高いと分かっているのに、肝心なときに脚が残っていない。
    悔しいなぁ。

    ラスト1周で逃げ集団を追うような動きが見られたので、ダメモトでそれに乗った。
    しかし、僕以外にそれに同調してくれる人はおらず、結局ムダ脚を使っただけで終わった。
    結局逃げ集団は最後まで逃げ切った。
    僕はメイン集団内でゴールした。

    たいした結果は残せなかったけれど、まあ、持てる力は出し切ったと思う。
    悔しいけれどこれが今の実力だから、ある程度は結果にも納得している。
    もちろん、満足はしていないけど。

    3日間BR-1の猛者たちの中で走ったわけだが、ローテーションに積極的に加わったり、逃げを打ったりしながら常に集団前方でレースを展開できたのは収穫だった。
    しかし、着に絡むにはまだまだ課題がたくさんある。

    もう少しずる賢くレースをすれば、もう少しいい成績を残せていたとは思う。
    僕だってレースで走る以上は少しでもいい結果を出したいとは思うし、勝ちにはこだわりたい。
    でも、ローテーションに積極的に加わったり前を引いたりすることなく、「漁夫の利」を得るようにおいしいところだけ持って行くようなヤツには絶対になりたくない。
    いろいろな考え方はあるだろうが、僕は自分でレースを作りつつ、しっかり結果も残せるようになりたいと思う。
    そのためには今よりもっと強くなるしかない。

    来年の熊野は晴れやかな気持ちで終われるよう、日々精進あるのみだ。

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        熊野、お疲れ様でした。

        ステージレースは未知の世界で、毎日続くレースってどんな感じなんでしょう。心身疲労の蓄積、マッサージによる筋肉疲労の回復。

        今年はBORAのおかげで楽しいレースが続いています。(あくまでも去年と比べてですが)おかげでもっと速くなりたいとも。

        私も前方に絡めるよう頑張って生きたいと思います。
        | ペンチ | 2010/06/09 6:39 PM |
        ペンチさん>
        ステージレースって楽しいですよ。
        ホビーレースの多くは1日で終わってしまいますけど、熊野の場合は3日間(TRクラスは4日間)ありますからね。
        「今日はイマイチだったけど、明日頑張ろう!」って思えるのがいいですね。
        あとは、熊野の場合はコースが3日間とも違うので、自分の得意なところ(上りが強いとか平坦が得意とか)で活躍できるチャンスがあるのもいいですね。

        さらにどっぷり濃密な自転車ライフをエンジョイできることも魅力ですね。
        僕は今回、チームメイト3人と相部屋で泊まったんですが、中高生時代の運動部の合宿みたいで楽しかったです。
        ただ、毎年社会復帰するのが大変ですけど(笑)。

        そういえば、熊野には実業団登録者でなくても出られる「黒潮ステージレース」というのもあります。
        来年は万障繰り合わせて参加されてはいかがでしょう。
        | sonic555 | 2010/06/09 11:00 PM |









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